女修行 中国巡業編

2001年8月26日
帰りの列車まで時間があったので武漢を観光した。
武漢では必要以上にタクシーの運転手が遠回りする傾向があるようだ。

これが武漢のタクシー運転手のテクなのだろう。

メーターも動いているし、どうやって防げばよかったのか、今だにわからない。

そして、私が上海に帰る時間が近づいてきた。

武漢からは私一人で帰る。
さみしい。
今まで大勢で旅をしてきたのに。

みんな一番年下の私の毒舌を笑って聞いてくれた。
時間は止まってくれない。

麻里さんとは10日以上ずっと一緒にいたので、別れるのはさすがにつらい。

また連絡するから。と手を握った瞬間涙がでてきた。
旅の思い出と、みんなのやさしさへの感謝。そして別れのつらさ。

いろんな思いが複雑に混ざり合って、言葉に言い表せない気持ちは涙になってこぼれだした。

再会を約束し、止まらない涙を拭きつつ、私は一人でホームに向かった。
列車に一人座っていても、思い出すのは楽しかった思い出ばかり。しばらく、涙はとまらなかった。
一人で食べる夕食も喉を通らず、消灯前にベッドに入った。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索