日曜なのに授業…。
2001年6月17日日曜なのに、ちょうど授業が終わったころ、大雨が降り出した。
朝は天気がよく、日焼けが怖いみかさんはご丁寧に日傘を持参した。
バケツをひっくり返したような…とはまさに、今日の雨の降り方を言うのだろう。
そのくらいひどい雨だった。私の手には日傘が…。残念なことに雨には対応していない。
しかたないので、寮まで濡れながら走った。
シャワーを浴びて着替え、ご飯を食べに行こうと外に出たが、とても歩けそうもない。
そこで、出前を頼むことにした。
メニューを決め、電話をし、後は待つだけ。
普通なら40分。長くても1時間も待てば温かいご飯が到着する。
40分経っても、1時間経っても、出前が届いたという知らせの電話が鳴らない。
結局2時を過ぎ、空腹感が気持ち悪さに変わったころにやっと届いた。
配達の兄さんはニコニコしながらサービスとコーラを手渡してきた。
これでごまかそうってのか?しかも定食なのにお味噌汁とサラダがついていなーい!
心中穏やかではなかったが、とりあえず空腹ではつらいのでいただいた。
すると再び電話がなった。
出前屋のお偉いさんらしい。(声の重厚感から推測。)
「注文したものは届いたか?遅くなってすまない。」
そう。その一言が欲しかった…。
「気にすんなよ。」
と気分よく電話を切った。
中国ではめずらしいアフターケア…。
これからもその店に出前を頼もうと心に決めた一瞬だった。
それでもやっぱりポテトサラダは食べたかった…。
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